2026.08.16
今日は一見虚数軸的な、あるいは非線形的な話をしたい。キャリアの形成という意味では何の役にも立たなそうで、趣味と呼ぶには意識の置き所が重い話だ。でも、僕にとっては一つの目的を達成するためのスカラー倍的な話である。
まず僕は科学に貢献したい。引いては文明を進歩させたい。それは中学の頃のprimitiveな喜び・興味・怒りから分離した自分の享楽的こだわりに起因している。その前提でまた少し昔話をしようと思う。
専攻科に行ってる時に、台湾のvTaiwanと呼ばれるプロジェクトに貢献した。ただの日本語訳だったのだけど、そこからフランスのAgora Citizen Networkというアプリの開発者に紹介していただいて日本語訳やUIの調整を行った。アルゴリズムの改善にも協力した。他にもpaper-qaやShinkaEvolveと呼ばれるプロジェクトに貢献し、今ではDDSと呼ばれるCommunity Groupにかなり関わってPoCを作成している。そして、DDSが採用しようとしているATProtocolに出会い、科学研究に関わる様々なアプリケーションを作成した。
AgoraやDDSは簡単に言えば"新しい"民主主義を目指すアプリケーションだ。誰もが議題を立てられ、意見を投稿でき、それに投票ができる。最新のアルゴリズムで投票結果が可視化されるシステムだ。これはYoutubeのコメント欄やX,Blueskyのアルゴリズムにも応用できるだろう。
それらのアプリケーションの根底思想にあるのはAudrey tang氏らの掲げるPlurality・デジタル民主主義の考えだ。これは昨今日本のチームみらいも掲げている考えで、多様性が社会を進歩させ、技術は多様性を進歩させるエンジンであるべき。というのが彼らの思想だ。この進歩させる社会には科学技術コミュニティも含まれている。(https://plurality.net/ja/read/3-1/ )そう科学技術ですら、多様性が進歩を促すことが主張されているのだ。僕はこれは左派リベラル的な綺麗事ではないと考えている。
なぜならば、Plurality、多元性とは二部で話した通り線形結合の規定の数が多い状態に他ならないからである。そうすれば表現できる集合の要素の数は増えるのは当たり前だ。
例えば研究の新しいアイデアを思いつくとき、例えば調査をするとき、科学についての市民の意見を聞くとき、市民で合意形成をするとき、最も効率の良い方法はなんだろうか。
その解がAgoraやDDSであると、少なくとも僕は考えている。
そこで、僕はそれに貢献するべく様々なアプリ開発を行っている。
それは最初に言った通り、科学に貢献して、ひいては文明を進歩させるためだ。
以上。あまり長く文章を書けなくなった。